あーもー腹立つ。情けない話でございますが詐欺サイトに金を振り込むところでしたよ。

ある物(キッチン用品)を探していたのだが、どのサイトでも品切れで、それでググって検索結果の上位から順に見て、最初に在庫ありとなってたサイトから、よく調べもせずに注文してしまった。注文中気になることがいくつもあったのに、在庫のことが気になって自分を都合良く納得させてリスクを判断できなかった。

  • サイト名 ***.com がサイトのアドレス ###.comと一致していない。
  • サイト名が意味のないランダムな文字列。
  • 注文中、接続が一貫して暗号化されておらず(HTTP 接続)、最後まで HTTPS 接続にならなかった。
  • アカウント登録画面の住所の入力欄や都道府県リストの配置が国内の慣例と異なっている。

注文後には以下の点が気になった。

  • 注文後表示されるページや注文確認メールの日本語が不自然。
  • 振込先の口座名義がサイトの「会社概要」に記載されている内容とまったく別の口座であった。

これで振込までやろうとしたんだからバカだね。金銭的な被害にならなかったのは口座が凍結されてたからというだけで、完全に騙されていた。

サイト名でググったところ、これらのドメインで詐欺行為を働いていることについて調査・告発しているページもあった。

プログラミングのことも書きますよ。検討中のこととかをとりとめもなく書けるスペースが欲しかったので。

Unicode 6.3 が出てた。ようやく全角スペースが折り返し区切りになるらしい(けどまだ読んでない)。

uniseg-python をアップデートしなければ。

ところで、Unicode の新しいバージョンに対応する場合、古いバージョンもサポートしつづけるべきだろうか。たとえば、6.3 では行の折り返し区切りで全角スペースがサポートされた(らしい)。ということは、6.2 では「あ い。」という文字列の折り返し境界は「あ/ /い。」であったのに対し、6.3 では「あ /い。」となる(はず)。仕様がアップデートされたということでたんに上書きしていけばいいような気もするけど、旧版の振る舞いに依存しているようなコードがあった場合に問題を出すことになる。

ライブラリ作者としてできるだけ後方互換性を維持すべき? そうすると 6.2 の振る舞いを残したうえで 6.3 を実装し、デフォルトでは後者が使われるというような仕組みにする必要が出るね。Python 組み込みの unicodedata モジュールなどは、特定の用途をサポートするために ucd_3_2_0 というようなサブの名前空間(のようなオブジェクト)を用意して、特別に Unicode 3.2 はサポートしてるようだけど、現在提供しているバージョンは 6.1 で、それ以外の以前のバージョンはとくに残してないみたい。

uniseg-python で扱う文字列の境界は文字の属性データベースだけでなくアルゴリズムも含まれるので、複数のバージョンを残すならコードも残す必要がある。どうしたもんかね。

とんとご無沙汰でしたが引越完了したよ。引っ越してからはじめてここを書く。9/20の話は8月に投稿予約してたやつだから。

いろいろあるのだけど、まずネットが繋がるまで10日ほどかかってしまった。NTT は回線の切り替えだけで終わると思っていたようだが、実際には MDF から部屋までが繋がっていなかったというオチ。せっかく電話も ADSL も早めに手を打っておいたのにまったく無駄になってしまった。

新しい部屋では家具がない(越す前にけっこう処分したので)。が、せっかくなので広さを維持するためにできるだけ追加しないで収納したいところ。さすがに本棚は必要だけど。いまは床に積んであって、欲しい本が探せずいろいろ滞っている。ところがほかに照明とか室内干しできる何かとかいろいろ入り用で本棚は優先順位のかなりあとなのだ。

いままで荷ほどきとその収納考えたり揃えたりでほとんどつぶれてしまっていた。なにせ帰ってきたら照明もないのでなんにもできないとかだったので。今月中には揃えたいな。

関係ないけど、iOS 7 にアップデートしたら前よりバッテリーが減るようになったという人もいるらしいのに、自分の iPhone 4 ではそんなことはなかった。というかむしろ伸びてる気さえする。

  • 「みんなが入れていて自分が入れてないアプリ」がバッテリーを食っている。あまりアプリを入れていないので。
  • iPhone 4 は iOS 7 の新機能でできることがほとんどないので機能がオフにされてて結果的に省電力。

あたりのせいかもしれない(違うかもしれない)。

先月の話。ファミリー・レストランで初老の夫婦。歌舞伎かなんか観てきた帰りなのか役者の話などしていて、趣味がいいな、などと思っていたら。とつぜん、どこかでやたらに声の高いおばさんの声がした。ウエイターに行っているのだと思うのだけど、店中にまる聞こえである。

「あなたこの近くでホテル知らない?」
「うちの周りみんな停電になってしまって、テレビも電話も使えないの」

ウエイターもそんなこと聞かれても知らんだろ、と気の毒に思ったけど、近所のホテルを調べてあげたりしているらしい。……が、おばさんは耳が遠いのか、どうにも噛み合わずに同じ話が何度も聞こえてくる。

「あたしのうちの周りみんな停電になってしまって、電話も炊飯器も使えないの」
「ホテルあるの? いくら?」
「あらあるの。どこ? タクシーいくら?」

えらい声がでかいので、店の雰囲気も平静を装いつつもちょっと緊張した感じになっていた。まあ何でも店員にやらせる人はいるよな、などと思っていたのだけど、そこで先ほどの老夫婦の旦那のほうが、奥さんに小さい声で、

「(電気)止められたんじゃないのかな、きっとそうだよ」

と言ったのが聞こえて、一瞬で合点がいった。もともとネジが外れているか止められたせいかで、ちょっとおばさんはおかしくなっているのだ。お金がないのを否認したくて「ホテルいくら?」とか「タクシーいくら?」とか言うのである。

それで、そのおばさんよりも、おばさんの声しか聞こえないところで状況を一瞬で見抜いた紳士に感心してしまった。いろいろな人間を見てきて働く勘なのだろうね。こういうちょっと異常な形で現れた裏に働いている心理を見抜くのは若いもんには難しい。(勉強させていただきました……)となんだかすごく謙虚な気分になって店を出てきたよ。そんな話。

仕事が忙しすぎる。ほんとに引っ越せるのか。日・月はひたすら荷造りと掃除だ。なんか台風来てるし、大丈夫だろうか。仕事でも家でも「やりかけ」で宙ぶらりんの状態なせいか、落ち着かない気分が続いているのもよくない。

本とCDは段ボールであわせて30箱になった。今のこれくらいの量で30箱というのを覚えておくと次回(いつだよ)役に立つかもしれないので書きとどめておこう。