2002-09-17

Cファイル入力支援」バージョン0.20を公開しました。

このマクロの後継を作ろうと、もう半年近く書いているのですが、途中で仕様を変更したりとなかなか完成にこぎつけません。言語ごとの自動補完機能をプロファイルとして管理して、別マクロで機能追加もできるという、一種のプラグイン方式にしようという計画なのですが、どうもあまりうまくありません。

こういった実装方法の改善というのは、できあがったマクロの役目が変わるわけではない(つまりCEDITSならコードの自動補完をするという使いかたが変わるわけではない)ので、えてして作者の自己満足に終始しがちかもしれません。結果だけを見ると、初期のCEDITSでできたことと同じことを、数倍のコード量と遅くなった実行速度で実現しているだけになっているという……。志が高いのはいいけれど、という昔のMozilla状態(苦笑)。そうこうしているうちにWZ5が出てしまったりしかねないので、ひとまずCEDITSのほうに手を入れておこう、というわけです。

そうはいっても、泥臭い実装とはいえCEDITSはこれはこれでいま現にちゃんと動いているんですよね。プラグインのプラグインなんてのは、使い勝手としてわかりやすいとはいえませんし、なにより半年間その後継マクロとやらを書くのに費やした時間で、ほかのマクロがどれだけ書けたか知れません。うーん、ここは見切りをつけたほうがいいのかも……。

CEDITSが「コードを書くためのマクロ」なのがなおさら皮肉になってます。

2002-09-16

遅ればせながら、WZ4.00Fβ1を試しはじめました。WZ5なんて話も囁かれているので、バグフィックスがメインかと想像していたら、けっこう新しいフィーチャーも盛り込まれているようです。UTF-8対応なんてのはかなり予想外でした。

とはいっても、無印バージョンから数えて6回目のマイナー・バージョンアップともなれば、4.00AとかBなんかの頃と比べると、β版とはいえ「導入してみたらたいへんなことに!」などというような事態になったりはせず、普通に使ってみた感覚ではいままでどおりという感じです。ビレッジセンターのユーザー掲示板にはすでにレポートが挙がってきてますが、β版での不具合報告よりは要望のほうが目につきますね。

……うーん、あんまり報告することが見つからない(笑)。WZ4が抱えていた、いままでの不具合がぜんぶ直っているというわけじゃないんですけど、もう普通の使いかたをしているだけだと洗い出せませんね。いやいや、それ以上に、いつのまにか「不具合を発生させない使いかた」をマスターしてしまっている自分に気づいたりするわけですが。

現在のWZの仕様にけっして満足しているわけではないんですけど、なんというか、そうした要望というのは、(wzeditor.exeの持つ機能ではなくて)インストーラーだとか、設定のデフォルト値とか、インターフェースとかにまつわることが多かったりするので、この段階で出す要望かどうかという点で迷ったり迷わなかったり。もっとも言わなきゃ聞いてもらえませんけど。

過去のβテストのときってどんな感じだったかなぁ、と掲示板のログを見てたら、過去の自分のトンチキな投稿に出くわしてblueになったり(笑)。まあ、それはさておき、けっこう4.00Eなんかで取り入れられなかった要望というのがなきにしもあらずですね。

不満を感じた機能はしだいに使わなくなって、そのうち不満があったことも忘れてしまうので、ひととおり機能をおさらいしてみましょうかね……。

2002-09-12

WZ4.00Fβ1を公開しました。

わわ、出ました(いつも不意をつくタイミングで出てくるように感じるのは気のせいでしょうか?)。

あ、今回はα版じゃなくてβからですね。

2002-09-10

前回(9/8)のつづき。

うーん、かくなる上は、KH IconRewrite98あたりでアイコン書き換えするとか。

手段を選ばなくなってきました(笑)。前回追記してしまったのですが、デスクトップから非表示にする前にショートカットを作っておけば、起動できないというのは避けられますし、アイコンも変更可能ですね。……それにしてもよくわからないTipsがインプットされてしまった(笑)。(主にアイコンの)第一印象から、こんなにつきつめていくことになるとは思いませんでしたが、(使い勝手などについても)ネタ的にけっこうたまってしまったので、そのうちBluetooth Reportのほうに書いておきたいと思います。

もうひとつの話題――M.Shibataは堅実志向なのか(笑)、もしくはWindows XPについて。

直接の理由はアイコンの背景色がWindows 2000/Meのものだから……と書こうとして、Windows XPでも壁紙を外した場合のデフォルトは同じ色であることを確認しました。しかもアイコンの文字に影付いてるし。

あれ? と思われたかもしれませんが、あのスクリーンショットはかなり作為的に撮ってあります。デスクトップの壁紙が写真っぽいものだったので、「このままではPNG画像にしにくいなあ、壁紙消そう」→「ああ、壁紙なしだと文字に影がつかないのか、それもつまらないな」ということで、デスクトップのデフォルトの背景色でベタ塗りしたビットマップを用意して一時的に壁紙にして撮りました。スクリーンショットに限らず、ここに載せている画像は(美観上)無駄に用意周到だったりするので、僕のPC環境を知る手がかりとしては、あんまりあてにならないと思っといてください(笑)。

そのWindows XP環境についての話題は次回に持ち越すとして、ひとついえることは、堅実なほうだったらBluetoothデバイスの人柱になったりはしてないだろうということです(笑)。WZ EDITORだって、すくなからずの冒険好きでないと使い続けてはいられないんじゃないでしょうか(笑)。

2002-09-08

先日(9/5)、Socket CommunicationsのBluetooth コネクション キットをインストールするとデスクトップに作られるアイコンが許しがたい、というようなことを書いたところ、Y.Nakamuraさんから「Tweak UIで消せないか」というアドバイスをいただきました(2002/09/05(Thu) – 更新履歴 – Final β Laboratory)。その手があったか、ということでふたたびドライバをインストールしてTweak UIを起動。

Tweak UIで気に入らないアイコンを非表示にしているところ

わはは、思い知ったか。というわけで非表示にはできました。中村さん、ご助言ありがとうございました。

……と喜んだのもつかのま。このBluetooth Neighborhood、どうやらデスクトップ以外から起動させる方法がないみたいです。インストール先のフォルダにもそれらしきプログラム(.exe)はありません。

Bluetoothデバイス間の接続をおこなうためにこのアプリケーション(Bluetooth Neighborhood)じたいは必須の存在です。つまりBluetooth コネクション キットを使うかぎりデスクトップで件のアイコンと鼻つき合わせていかなくてはいけないというわけです。なんかもう悪意すら感じてくるんですけど(笑)。

しかもこのBluetooth Neighborhood、そもそもの出来がいまいちです。ここに書くと長くなるので、詳細は後日にしますが、直感を裏切るユーザーインタフェース満載です。ちなみに、Googleで検索して海外のサイトの評価を探したりもしたんですが、アイコンのデザインについて言及しているものは見つかりませんでした(笑)。

さて、話は変わりますがその日の更新履歴で……。

M.Shibataさんが買ったThinkPad X24はWindows XPと2000どちらのモデルかしらん。何となく2000のような気がする……。

はずれです。XPのやつ(2662-L3J)です。年始に移行してから、もう新しいスタートメニューや、アイコンを隠してくれるタスクトレイや、さっぱりしたデスクトップや、CDのジャケットが映る「マイ ミュージック」フォルダや、速い起動・終了(サスペンド)や、24ビットカラーのアイコンやなんかにどっぷりの状態です。

というか、すでにXPでのスクリーンショットとかを載せるようになってたのに、どうして2000だと思われたんでしょ? ThinkPadを続けて買ったり、PDAはVxが最高だったとかいってたので、保守的なたちだと思われてしまっていたのだとしたら哀しいことです(笑)。

追記: デスクトップのBluetooth Neighborhoodアイコンへのショートカットを任意の場所に作ってからTweak UIで非表示にすることで、起動できなくなるという問題は解決できますね。……できますけどそこまでするのはなにか違うような気もします。