宇宙ゴミ問題とかいって、自分たちだって宇宙のゴミみたいなもんじゃんね……。
VAIO type P
さて、話題的にまだ盛り上がってるのか盛り上がってないのかよくわかんないけど、ほぼ毎日持ち歩いてますよ。ThinkPad の出番が激減した……。やはり軽くて小さいほうに流れてしまう。
自分の場合ほとんどテキスト書きが主な用途で、テキストエディタをウインドウ最大化にして大きなフォントで表示させると、ちゃんとしたキーボードと相まってけっこう快適に入力できる。辞書アプリなんかも表示フォントを大きめにして最大化で使う。普通の Windows PC というよりは、Vista で PDA っぽい環境を作っているような感じで。そのうえで、必要とあらば Windows なのでウェブブラウザもコマンドプロンプトもあって便利、みたいな。
テキストエディタなりワープロなりでなにか書いていくデバイスとしては便利。
Vista 触るのじつはこれが初めてなので、チューニングするにもまだよくわかってないんだよね。もっと軽くなるんならなるに超したことはないんだけど……。
システムの DPI は 120 (125%) にしている。もっともこれでも焼け石に水で、本当は 144 (150%) とか 192 (200%) にしてちょうどいいくらいだ。だけどそこまでやると Windows の基本的なダイアログですら画面におさまらなくなってしまう。そういうわけで仕方なく 120 に。ただし、そうしたうえで、さらにエクスプローラなんかはアイコンのテキストのサイズを上げている。
DPI を上げるとほとんどのアプリでタスクバーやタスクトレイのアイコン類が綺麗にスケールせず、醜くなってしまうんだけど、type P の場合、なんせ解像度が高すぎるので、ちょっとくらい DPI を上げたところで、アイコンはちゃんと表示されてるかどうかなんて気にならないくらい十分に小さい。
プリインストールされている VAIO の基本的なユーティリティ類は、DPI 120 にするときちんとラベル等を表示できなくなる。これはソニーが悪い。とはいえ、たいていはデバイスの設定とかなので、標準 DPI の状態で設定を済ませておけば、あとはあんまり困ることはない。
DPI を 120 に上げても、ほとんどのアプリでデフォルトのフォントサイズでは小さすぎてしまう。なので結局アプリ側の表示設定も変えることになる。それならシステムの DPI は 96 のままでもいいのかもしれない。ただしそうするとアプリの表示設定の影響を受けないダイアログなんかはえらい字が小さくなってしまう。難しいところだ。
なまじ UI にグラフィカルな要素を取り入れているアプリほど、DPI を変えるとガタガタになってしまう。
要するに、いまのところ解像度の高さはめんどくさいハードルにしかなっていない。文字を打ちはじめると、あんまり気にならなくなることではあるんだけどね……。
とはいえ、もし type P が 380 × 800 ピクセルのディスプレイとかだったら、いまどきだれも欲しいと思わなかったと思う。