テオ・ヤンセン展
先週だけど、テオ・ヤンセン展に行ってきた。12日までだけど、おもしろいので行ってみるといいですよ。実際に動かすデモもある。
この人のことを初めて知った当時は、この人の作品はまだ風を受けて歩くだけだったのだが、いつの間にか進化していて、なんと風を溜めて、無風状態でも動けるようになっていた。もちろん電気なんかじゃないよ。
会場は撮影オーケー。
ウォッチメン
映画「ウォッチメン」観た。コミックそのまんま、それ以上でも以下でもなく、原作をありのままに映像化したという映画だった。原作のどのコマが映画の何分目にと対応付けができそうなくらい。「これは映画ではない」という批評もあったけど、僕は映画というジャンルにとくに愛着がないので、絵がかっこよければたいがい満足してしまう。(「絵は綺麗だった」というのは映画監督にとっては侮辱に聞こえるらしいけど。)
外国人数人のグループが、日本語版の「だれがウォッチメンを見張るのか」(「ウォッチメン」 in katakana word)というコピーが doesn’t make sence だという議論をしてた。”Who watches watchmen?”、「だれが見張りを見張るのか」。
上映後、「難しすぎるよねー」と話している人もいた。そうかもね。
終わりの方、オジマンディアスをぶん殴るナイトオウルの振る舞いは原作にはなくて、しかしこれのおかげで原作にあったエンディングの後味の悪さのようなものがずいぶん軽減されているな、とは思った。ほんのちょっとのニュアンスの違いだけど。