サーチクロスと速捜Xというのは、ぜんぜんなんの関係もないもの同士なの?
いや、ネーミングのセンスが似てしまったというのは、偶然だとするとちょっと面白いなと。
- cf. Re: ■速捜Xに上書きされました。 – サーチクロスの掲示板
- http://www.villagecenter.co.jp/cgi-bin/searchx3.cgi?L=243&X=1
Masaaki Shibata blog
サーチクロスと速捜Xというのは、ぜんぜんなんの関係もないもの同士なの?
いや、ネーミングのセンスが似てしまったというのは、偶然だとするとちょっと面白いなと。
前回の続き。
対象にするのは、1〜5のどれがよいのか。既存のリソースとかぶるのは避けたいのですが、こうしてみると、「TX-Cマクロ講座(第1回)」と「TX-C プログラムの作り方 」は、どちらも上記の分類でいうところの3をサポートするものですね。
1と2は、あまりにも「当たり前すぎる」とされて、これまでだれもわざわざ書かなかったところ。4と5は、あまりにも面倒すぎるのでだれも書かなかったところ。1, 2の情報は、掲示板でそのつど言及されるなどという形で提供されていた。4はWZの場合、みんな「Cの入門書を」といって(口の悪い言い方をすれば)逃げてきた。5については、TXC.TMLに記述されている以外のことについては、事実上ヘッダファイルを読めということになっている。
と、このへんで識者諸氏の反応を窺いたいところですが、M.Shibataとしては、今のところ、1, 2, そして番外編に属する人々向けのドキュメントを書くことにしようかと考えています(その全部をカバーするかどうかはまだわからない)。
僕は「Cの入門書を書くことは、男であれば誰でも死ぬ前に一度はやっておきたいことのひとつであるはずだ」、と考えているので、ここで4を選ばなかったことについて想定される、「面倒だから避けているのだ」という批判は妥当なものでなく(と先手を打つ)、これは今回想定している、ひとつの文書で終わるような内容ではないからです。5は、たぶん必要とされているので、基礎的な部分についてくらいはなにかあったほうがいいとは思いますが、こんなのはVCのWebにあってしかるべきシロモノだという気がしなくもないです。
最初に「マクロについてなんか書く」と決めた時は、なんとなく3に該当するようなことを書くんだろうなあ、と、想像していたのですが、それよりも、初学者に適切な学習の道程を示すほうが、教育的効果は高いかもしれません。
「……知ってのとおり、既知の知、われわれが知っていると知っているものが存在する。また、既知の未知、われわれが知らないと知っていることもある。しかしまた、未知の未知、われわれが知らないと知らないでいることもあるわけだ」
アメリカ合衆国国防長官 ドナルド・ラムズフェルド
「最初から最後まで一貫して責任を持って」
などと釘を刺されてしまいましたが、KITIさんは昨日紹介した「TX-Cマクロ講座」のように第1回が出たきりで止まってしまった、みたいなことになるのを懸念されているのでしょう。「KB」のこともありますしね(でもKBは、ほんとにほんとにちょっとずつだけど更新してますからね)。
先におことわりしておきますと、尻切れトンボに陥らないための策という意味でも、連載講座みたいなスタイルでは、はじめからやらないつもりです。網羅的なものまで書くほどの熱意は――お金をくれるなら考えますが――さすがにありません。特定のスキルのユーザ層を対象にした単発の記事です。
ところで、「WZのマクロがわからん」というのにはいろいろなレベルが考えられるので、どのレベルの人々を対象としたものを書くのかをはっきりさせる必要があります。そうしないと、書かなくていいことを筆が進みやすいからというだけの理由で書いてしまったり、書く必要があることを説明がめんどくさいからという理由で省いてしまったりします(ここ、誰かに読んでほしいとこ)。
だいたい上記のように分類できると思います。あと、番外編として、「上記のレベル区分でのどこがわからないのかがわからない」という「メタわからない」というのを付け加えてもいいかな。「メタわからない」人の場合、スキル的には1〜3の中にあるわけですが、自分が必要としている情報を得るのにふさわしい質問を組み立てることができないので、Web掲示板などで、一見すると4や5のレベルに属するような内容の問いを発してしまったりします(そしてそのあとにはすれ違いの悲劇が続く)。
PDAdressBook 0.71を公開。いくつかメモリリークがあったのでそれを修正したものです。
PDAdressBookを書いたときのノウハウで、Palm Desktopのメモ帳データの読み書きができたたとかできないとか。これを使ったWZ MEMOもどきを制作しているとかいないとか。でもそれってマクロじゃなくてネイティブなアプリケーションのほうが需要があるんじゃないのとかそうでないとか。
先日、あるWZユーザーの方からメールで、WZマクロの作り方についての質問をいただきました。やっぱりそういう情報って少ないですかね。ということで、それについてWebでなにか書きます、と返信してしまいました。なので、M.Shibataは、近いうちに、「WZ5でのマクロ開発」についての、初心者向けドキュメントを公開することを、ここに、宣言します。わー。
ちなみに、以前掲示板で話題になったこともあったが、2004年4月17日現在読むことのできる、WZのマクロに関する情報としては、以下のようなものがある。
どれもWZ4時代のコンテンツだが、基本的にはWZ5でも通用する。
……などと書いておけば、今でなくても、いつか誰かがそれについて知りたくなったときに、Googleによって見つけ出されて役に立つでしょう。そういう意味で、ものすごい基本的なことでも、WZについてここに書きなぐっておくのは不親切なソフトウェアのユーザーになってしまった人々にとっては悪いことではないかな。
「自分がわかりきっていることを書く」というのは、かなり意識的にしないとできないことではありますが。
おそらくここ (Whining Express) がなかなか日記っぽくならないのは、まさしく僕にそういう意識が欠けているためのような気がしたりもするのですけど。逆に、人と話をしていて、自分しか知らないはず(/見てないはず/聞いてないはず/体験してないはず)のことを、相手も当然知ってる(/見てる/聞いてる/体験している)ものとして話を進めてしまったりとかも、よくしちゃうんですよ(大丈夫か)。
βテスト以来ずっと頭の片隅に引っかかっていた、[文書の設定]の仕様について、なんとなく意見が固まってきたけど、遅すぎる(笑)。当時は忙しかったのと、WZ5にはほかにもいっぱい問題があったのとで、じっくり考えることができなかったんですが、議論とか気にはなってたんですよ。それにしても、とくに使い勝手の問題なんかがそうですが、ソフトウェアには「半年くらい使いこまないと見えてこない面」というのはあると思うんですけどねえ。
で、いっそ「俺様仕様」の[文書の設定]ダイアログを作っちゃる、とか思ったら、WZ4の頃からあいかわらず、文書の設定まわりはほとんどAPIが整備されていない。今ある設定を列挙することすらままならないという有様。まいった。
でも、いまの[文書の設定]は、想定していた便利さとは、違いますよね!?
最近盛り下がり気味なので、なんか公開しといたほうがいいかなあ、なんて。TX-Cについてのコンテンツとか書くのもいいかなあ、とも思ったりするのですが、WZ5から入ってきて、「マクロやろう」という気になる人が、どうもいると思えなくって……。
ちょっとまだ作りかけっぽいようにも見えるんですが、とりあえず動いてるみたい。作り始めて、しばらくしたら存在を忘れてしまい、マクロフォルダで埃かぶってました。