「マクロ導入サポート」バージョン0.38を公開しました。細かな修正がメインです。[ツール]メニューは激戦区なので(笑)、メニュー項目を追加する場所は[マクロ]メニューに移しました。「検討事項」の領域には踏み込んでません。
さて、このINSTALLですが、のさださんの「独り言 2002年 5月18日(土)」では……。
常連さんに関しては、たんにファイルを所定の場所にコピーするだけのマクロがなんで必要なのか
ってことでしょう、やっぱり。実際おいらも使ってませんし(爆)
マクロを使うにあたっての公式な使いかたが「WZのインストール先フォルダを開いて……」みたいなことになってるのがどうも気持ち悪いんです。最近のWindowsは、デフォルトではドライブ直下を直接覗けなくなってますし。「いっちょマクロでも書いてみるか」って人は(開発者ってことで)インストール先もどんどん開いていって別にいいと思うんですが、素朴に「ライブラリで公開されている便利なマクロを使おう」というユーザーの手順としては抵抗があるように思います。つまりはインタフェースの問題なんですが……。
作ったきっかけから、初心者支援マクロの印象があるかもしれませんが、コンパイルしてできるオブジェクトとソースを分けて管理してる人や、自分で書いたのとほかの作者さんが書いたのとでソースファイルの格納先を分けている人などにも使えるようにしてるつもりです。というか自分がそうなので。
「検討事項」にもあげている、マクロ作者側でインストール先をコントロールできるようにする機能は慎重にいきたいと思います。INSTALLを使っていない人がこの機能に対応したアーカイブをダウンロードして展開したときも違和感を持たない(特定のマクロに依存した機能があるように感じさせない)ようにしたいので。って、そんなこと可能なんでしょうか。
とはいえ、たとえば「定義ファイルをアーカイブに同梱」なんて実装にしてしまうと、あるマクロを使っている人にしか意味のないものを(その他のユーザーが違和感を感じることも顧みずに)わざわざ作って同梱しなくてはいけないわけで、そんなことをマクロ作者さんたちがする気になるわけがありません。というか自分がそうなので。