PDAの雑談パート2。ただし旬はおおきく逃してます(笑)。
PDAに興味を持つ非所有者を対象に、PDAで利用したい用途を聞いたところ、「電子メールの送受信」が75.7%でトップとなり、「住所・電話番号管理」(62.8%)、「メモ帳代わりに」(61.7%)が上位を占めた。
一方、PDA所有者の利用状況をみると、一番多かった利用用途は、「メモ帳代わり」の77.4%で、「住所・電話番号管理」(68.1%)、「スケジュール管理」(61.3%)と続く。
メールの送受信なんて携帯電話でまにあってるんじゃないですかね(笑)。上位3位を見ると、PDA非所有者の「利用したい用途」に「電子メールの送受信」が入っていてPDA所有者の「利用状況」には入ってません。逆に「スケジュール管理」は前者には入ってませんが後者では入ってます。回答者に携帯電話を持っていない人はおそらくほとんどいないでしょうし、非所有者の回答って携帯電話の利用形態に引きずられているような気もしますね。携帯電話でスケジュール管理している人はかなり少数だと思うんですが、むしろだからこそデジタルデバイスで快適にスケジュール管理ができるということに思い当たらない、みたいな。
スケジュール管理やメモなんて機能は、基本的には通信回線使わないので、携帯電話のメーカーが躍起になって充実をはかるというのはちょっと考えにくいです。そうなると、現在PDAと呼ばれているデバイス群が持っている本当のアドバンテージというは、(昔と変わらず)そういうひじょうにプライベートで地味な部分にこそあるような気もします。結論、PDAはスケジュール管理機能をおろそかにしてはいけません。
……。スケジュール管理は手帳型の道具でおこなうのが人間の尊厳だ、とまでいうと誰も賛同してくれないでしょうけど(笑)。