ちょっと前の話題の続き。
たぶん機能をオフにしている人が大勢いると思うのですが、Windows XPの新しいスタートメニューや、使われていないアイコンが隠れるタスクトレイ……、僕はけっこう好きなんですよね。Office 2000や、IE 5(?)のお気に入りに採用されているパーソナライズド(使わない項目が隠れていく)メニューも有効にしてます。こういう、ユーザーの使用頻度に応じて変化していく仕様というのにメロメロっときちゃうんですね(笑)。それはもう、本当に使いやすいのかどうかとは無縁の話で、技術的な興味として。いや、使ってみればもちろん利点も見えてきますけれども。
人によるとは思いますが、頻繁に起動するアプリケーションっていうのは、Webブラウザとメーラーを別にすると意外と少ないってことに気づいたりします。というか、Windows 95以降、作業がドキュメント指向になってるんで「まずアプリケーションを立ち上げて」という流れじゃなくなってるんですよね。エクスプローラからファイルのアイコンをダブルクリックするか、せいぜいコンテキストメニューで[編集]って選ぶかがほとんどです。
それから、まあこれも程度問題ですけど、画面上に配置されているコントロールは控えめなほうが好きだというのもありますね。ひと昔前のアプリケーションでは、ツールバーのボタンの数で機能を誇示する風潮があったような気もするんですが、最近は(ユーザビリティの観点からか)むしろ逆の流れになっているようで、うれしい傾向。
画面上にコントロールが多いのが嫌だからといって、キーボードショートカット駆使系硬派ユーザー(?)かというと、間違ってもそんなことはなくて、ボタンやツールバーに絶妙に必要なものが置かれている状態が好きだという、軟派ユーザビリティ系現代っ子(??)といったあたりに位置してるんじゃないかと自分では思います。