ThinkPadのHDD換装でDisk to Diskリカバリ区画(F11で起動させて初期状態に復帰できる機能)も含めて移行するTipsなんて需要あるかしら。
更新情報
タイムスタンプの更新をアンドゥの対象にしないオプションを追加した、timestamp 1.06を公開しました。アンドゥのたびにカーソルがタイムスタンプの場所に飛んでいくのをうっとうしく思っていた人向け。
Xメンにようこそ(←違う)
- 2003/07/29(The) ThinkPad日記 – 更新履歴 – Final β Laboratory
- http://www.finalbeta.jp/update_log/2003_07.html#log20030729
中村さん(Final β Laboratory)がThinkPad X31を買われたので反応、って遅すぎ。いや、きっと買ったときは周囲のThinkPad使い諸氏にいやというほど助言されまくったりしたろうなあ、とか思って……(いいわけ)。
キャップは、標準で付いていたソフト・ドームを使っています。ほかのものを試してみたのはしばらくこれを使い込んだ後の金曜日だったので単なる刷り込みかもしれませんが、これが一番使いやすいです。
僕も最近全種類買って(笑)試したんですが、やはり刷り込みが大きいのか、結局今まで使っていたクラシック・ドームがいちばん楽、という結論になってしまいました。とはいえこいつは硬いので長時間使っていると確実に指が痛くなるんですよね。そういう意味ではソフト・ドームに慣れたほうが幸せなのかもしれません。ソフト・リムは親指で動かすような位置にあるといいかも、とか思いました。なんかゲームみたいにぐりぐり動かすのにはこれが向いてそうです。
キーボードは打ちやすいといえば打ちやすいんですが、右側記号部分のキーピッチが狭くなっているのは「かな入力」人間としては使いにくいという。うーん、マイノリティかぁ。ってオチなし。
「バリアフリーの扉」でおなじみの(なの?)IBMのマシンが、蓋を開けるのに両手同時使用が必要というのはどうなん……と思いかけて、左右のスイッチを同時に押さなくても片方ずつロックをかけて蓋を開けることに気付きました。お見それ致しました。そういや以前PC系のニュースか何かで読んだな……。
そうなんですが、僕のX24は片方ずつ開けられないんですよ。前に使っていたX20は問題なくできてたし、店頭に置いてあるやつでもできるんで、たぶんラッチ部分の個体差ということなんでしょうが、できるはずなのにできないんですよ(泣)。いや、それだけなんですが。ってここもオチなし。
個人的にはiBookやバイオノートZみたいなラッチレスになってほしいです。IBMの人もラッチレスにしたいと言っているのをどこかで読んだような気もするし。
電源ボタンがキーボード上(蓋の内側)にあるのはちょっと悲しい。これはさすがに外付けキーボードでは代用できないし。帰宅してウルトラベースX3にセットして、サスペンドから復帰……というところでいちいち蓋を開けなきゃいけないのは優雅じゃないなあ。
ThinkPad ミニ・ドックみたいなポートリプリケータ系のオプションには電源ボタンも付いてるので閉じたままオン・オフできますが……、って理由があってウルトラベースX3なんですよね。これが不満点になるのはちょっと意外でした。閉じた状態で気づかずにかばんの中でオンになってた、ということが起こらないという意味で個人的には好いほうにとらえていたので。
IN-ME6BKはAirH”カードを挿したままでもすっぽり入って、クッション性もよくて安心です。ただ、フラップが長いので、今までのようにインナーバッグは鞄に入れたまま、フラップを開けてノートだけを取り出す、というのがやりにくくなりました。LAOXにはB5用のフラップタイプはこの二つしかなかったので、暇があったら他の店もいろいろ見てみよう。
(順番が前後しちゃってすみません。)ThinkPad Xシリーズ用のケースとしては、国立商店の「In-Packed」というのがありますよ。黒赤でそれっぽいです。耐衝撃性もそこそこですので候補に加えてみては。
余談ですが、僕はノートPCを運べるよさげなバッグを見つけるとつい買ってしまうという「PCバッグジプシー」だったりします。「デザイン」「機能性」「かばんとしての持ちやすさ」を両立させたものっていうのは、なかなかないんですよね(おすすめのがありましたらみなさんぜひ教えてください)。いっそPCバッグのコーナーでも作ろうか……。
ノートPCしか使わない人の考えるバックアップ
前節の一部だったのですが、ThinkPadばなしというよりは、この機に乗じての一般的なノートパソコン使いこなしメモみたいになってしまったので独立させました。
システムが動いているのと同じディスクにバックアップを作るIBM Rapid Restore PC/Rapid Restore Ultraは、HDDの物理的破損などの事態に対しては何の役にも立たないので、僕も使っていません。Windowsも最近はシステムが不安定で起動しなくなるということは滅多にないので、むしろ本体の破損や盗難、HDDのクラッシュなど(によるデータの損失)のほうが心配になってきました。そうなると自分で作ったデータはどこか物理的に別のディスクに退避させておいたほうがいいだろうと。
今使っている機種(ThinkPad X24)に乗り換えた直後に、それを修理に出さなくてはならなくなって、また以前のマシン(ThinkPad X20)に環境を移行しなおす羽目になったことがありました。データやアプリケーションの数・容量が増えると、バックアップからの復帰や環境の移行にかかる時間も問題になってくるんですよね(というかくたびれます)。
ということで、僕は以前使っていたマシンを家でサーバ的に動かして、そこにデータ(「マイ ドキュメント」や「デスクトップ」上のファイル)を定期的にミラーリングするようにしました。このやり方は、使用しているマシンのシステム状態はバックアップできてないんですが、反面、たとえば出先でノートパソコンが真っ二つになっても(笑)、部屋に戻れば仕事は(ほぼ)即日復帰できます。実際には必要に応じてアプリケーションをインストールしないといけなかったりはしますけども。
ミラーリングには「御鏡」というソフトを使ってます。そういえば、以前某新履歴(2003/01/31(Fri))で公開が中止された「サービスとして動作するフリーのリアルタイムミラーリングツール」
なんてのが話題にあがってましたね。(一時サイトがダウンしたことがあるそうなので)最初これかと思いましたが、「御鏡」はシェアウェアなので違いますね。