2004-06-17

たまっている宿題がたくさんあるなあ。これもそのひとつ……。

本当のFAQ(音楽CDの著作権と法律の話、続き)

6月8日からの続きです。

著作権テレホンガイドに電話してみたいけど平日昼間しかやってないんじゃなあ。

「裏を取ろうよ」ということで、ずっと気になっていたのですが、今日その「著作権テレホンガイド」で確認できました。平日10時から16時まで(昼休みあり)ってのはたしかに短いですね。さて、その結果です。

Q. 所有する音楽CDを中古レコード店に売った場合、個人的に楽しむ目的でそのCDから録音したもの(MDやPC, CD-Rなどにコピーしたもの)を廃棄する必要(法的義務)はあるのでしょうか?
A. (その必要は)まったくありません。

と、きっぱりそう言われました。Q. 「そうしたことをしている人を違法であると追求できますか」――A. 「できません。裁判しても(違法であるとは)絶対認められません」、とも確認しました。また、相談員の方は「コンピュータのプログラムとは違って、」という言い回しも用いましたから、プログラムの場合は譲渡・転売したら手元のコピーは削除する必要があるということ(まあこれは周知ですが)、そして「音楽CDはプログラムとは現状の扱いが違っている」ということもわかります。

余談ですが、電話したら最初に「お名前とご住所をお願いします」と言われました。べつに隠し立てする理由はないのですが、いきなり相談と関係ない個人情報を訊かれるとは思わなかったので、びっくりして「それがないと相談にのっていただけないのでしょうか……」と言ったら、なんだかべつに教えなくても話は聞いてくれました。うーむ。