キーボードから日本語を入力する際、僕は「かな入力」でタイプしてきます。とくに主義主張があってそうしているのではなく、最初に覚えた入力方式がかな入力だったからです。
ところが、最近になってじわじわと、ローマ字入力方式を覚えたほうがいいのでは、と感じだしてきました。そのうちなくなっていくんじゃないかという危機感もありますが、よく考えてみると、かな入力しているばっかりに逃している幸せもあるんじゃないかとも思ったりもするんです。
- BeOSが息巻いていたころにもっと使ってみたかった。
- Palm Computing ポータブルキーボードがちょっと欲しい。
- 入力中の便利な機能はローマ字入力のほうが多いように見える。
- 「?」や「!」の入力がそのままでは面倒。
- 他人と共同で使うPCで人間関係上いろいろ面倒。
どうでもいいようなことのようにも見えますが(笑)。さらに、かな入力の場合にのみ遭遇するWindowsのトラブルもあったりします。Windows 2000ではOffice 2000 の各アプリケーションから ALT キーを押しながらメニューをプルダウンできない現象
に悩み、Windows XPではIME オフの時に Kana キー ロックがかかってしまう現象
に苛立ってます(Alt+Dで[アドレス]欄に飛べないときのくやしさったらありません)。あんまり検証されてないのでしょう。
しかし、今から新しい入力方式を覚えるというのは、なかなか腰が引けるところがあって、ついつい修練を先延ばしにしてしまうというわけです。
ここ一年くらい、胸のうちでこういう葛藤劇がよく演じられているのです。
そして、この話に落ちはないのです。