以上の陳述によってこの患者が満たされない甘えの願望についてのべていることは明らかである。ところで彼はその後間もなくして同じ気持ちを次のような言葉で表現した。「自分を輔弼(ほひつ)してくれる人がほしい。対外的には僕が責任を持つのですが、しかし実際には僕に助言と承認を与えてくれる人です。」彼がここで輔弼という戦後あまり聞かなくなった明治憲法の用語を使ったのは、彼がたまたま法科の学生であったからであろう。しかしそれは彼の真理的洞察を示すものでもあった。
土井健郎『「甘え」の構造』
雑談。
近況
ようやく読んだ『舞姫(テレプシコーラ)』第一部最終巻の展開がショッキングで、なかなか立ち直れない最近。僕はどっちかというと千花ちゃん派だったのよ……。
ピカチュウジャンボに乗って福岡まで出張行ってきたらなんだか風邪っぽい。
そして出張先ではデジカメの調子が悪くて(ハングする)困った。どうも8月に ABSOLUT ICEBAR TOKYO で使った頃ぐらいからなんですが、35℃(外気)→ -5℃(店内)→ 35℃(外気)というのがまずかったのか……?
Yahoo!メールの消失の件、自分もメールが来てました。意訳「何かが消えたことは確実だけど、取り戻せないし、何が消えたかもわからないんだ」。どうしろというのか。
ところで上の段落の最初の文、「(メールが)きてました」は着信なんだから「着て」だよな、と一瞬思ってしまった。ググってもそれほど多くないですね。もっとあるかと思った(じゅうぶんある?)。投票してるサイトもあるね。しかし終止形考えたら「(メールが)くる」なんだから、「着る」はない。
ThinkPad ソフトウェア導入支援終了
ThinkPad のドライバやユーティリティは、IBM 時代から長らく「ソフトウェア導入支援」というアプリケーションで、各マシンに適したアップデートを半自動で適用できていたのですが、それが今度は「System Update」という新しいアプリに置き換わるそうで。しかしこの System Update、どうもいまいち信頼できないというかなんというか。
新しいビデオドライバと無線 LAN カードドライバを入れようとするのですが、失敗して、無線 LAN を使えなくしてくれる。こういうとき、ソフトウェア導入支援なら、過去のバージョンのドライバをインストールしなおせるのですが、System Update はこれができない(むちゃくちゃあせった)。たかだか数百キロバイトの更新データの取得にえらい時間がかかるし、なんかサービス常駐させるし、終了しようとすると「本当に終了しますか?」と訊いてくる(←ダメなソフトウェアのサイン)。売りに出されて開発力が落ちたみたいなことは言いたくないけど、完成度的に、ソフトウェア導入支援のサービスを打ち切るのはもうちょっと待ってほしいっす。
しかしビデオと無線 LAN のドライバは手動で導入しても失敗してしまった。対応ドライバーのリストにもちゃんと出てるんだけど。こういうとき PC ってほんとヤよね。