2005-11-04

最近ますますテキストエディタを使わなくなってまして。EmEditorを試用しようとインストールしてみたけど、そもそも試用する機会があんまりなかった……。それでも、なんとなくEmEditorはまだ自分的には違う気がする。なんでしょう、なんか至れり尽くせりに過ぎるというか(貧乏性)……。「キミはオレにはカンペキすぎるんだ……」みたいな感じ? ぶっちゃけもうちょっとロデオ感が……。

エディタを使う頻度が下がったせいで「べつに移行しなくてもいいんじゃん」というムードになってきたのは皮肉ですが。

ところでじゃあなにをしてるのかというと、じつはWindows 2000 サーバとか、社内データベースの構築とか……(あー書いてて恥ずかしい)。いままでやったことない領域だったから、どちらもほんとに一から勉強という感じ。でも、こういうエンタープライズな(?)ことをやってみたら、Microsoftの一連の製品が魅力的に見えてきてしまった……。Officeすげー便利じゃん!みたいな。企業レベルで情報をどうこうといったことを考え出すと、まず「とりあえずできるようにする」というのが至上命題だし(すでにあるシステムを改良するといったことを除くと)、個々のアプリケーションの使い勝手(「Wordのここが使いにくい」とか)なんて枝葉末節の瑣末な問題だと思うようになってくる(それどころか「みんなカスタマイズなんかするな!」といいたくなってくる)。脳がエンドユーザー・コンピューティングの思考パターンからエンタープライズ・コンピューティングの思考パターンに変化していくというか。そして細部に目をつぶったそのときはじめてMS製品が光ってくる(笑)。まああくまで中小企業レベルでの話ですけど。

そういう意味では、UIの細かい改善とかなんて、はっきりいってOfficeの中の人たちは個人ユーザーのご機嫌取りくらいにしか考えてないのかも。そして、ある種の視点からは、そういう開発方針は間違ったことでもない、ということなのかも。そんなこと考えたり考えなかったり。

そして新たな発見。エンドユーザー・コンピューティングに類することへの関心が次第になくなってくるため、パソコン使うのがどんどんつまらなくなってくる……。専任のIT管理者がいたりしない程度の規模の会社にいて、PC依存・ネット中毒から脱却したいという方は社内LANの管理者にでも立候補するといいんじゃないでしょうか。

とりあえず作るとこだけ作って、きちんと文書化して、はやく誰かに引き継げるようにしとこ……(苦笑)。