全銀フォーマット
ややゆえあって、全銀フォーマット(全銀協制定レコード・フォーマット)というデータ形式のファイルをいじる機会が多くなりそう。これは、オンライン・バンキングの振込などで使われる、振込先や金額などを表記するための固定長のテキストデータです。
CSVなりExcelワークシートを元にこの形式のファイルを吐くアプリケーションなりマクロなりはそれなりに見つかる(たとえばwww.vector.co.jpから「全銀フォーマット 変換」をGoogle検索)のですが、どうも自分的にピンとくるものがありません。シェアウェアが多いのですが、オンライン・バンキング申し込み時に銀行から送られてきた付属ツールもあるので、それと比べて圧倒的に優れていないと購入まで思い切れないし(ちなみにこのツールの使い勝手は最低クラスですが)……。どうもどれも似通った感じに使いにくそうなのがなんとも。強いていえば候補になるのはABConvかなあ。
自分的にはCSV→全銀フォーマットのコマンドライン・フィルタでいいのですが(笑)、そういうのは見つけられませんでした(そろそろどういう心理状態になっているかお察しいただけるかと)。
というわけで、全銀フォーマットの仕様をググってみたのですが、ないのですよ。しかし、全銀協のサイトから仕様書マニュアルと購入についてのページが見つかりました。そういうことか。しかし仕様書が収入源というわけでもあるまいし、これくらい(以下略)。この仕様書は2,000円。上記シェアウェアと同じくらいの価格ですね……。おなじ2,000円使うなら……
- A. 既存のシェアウェアツールを購入
- →どう転んでも、ときどきそこそこの使い勝手のツールを使うだけの退屈な毎日。
- B. 仕様書を購入
- →プログラムを書く愉快な時間+あわよくば使いやすいツールができちゃうかも!
あっはっは、こりゃあBでしょう。