2002-07-05

PC上のさまざまな情報(テキスト、画像、Webサイトなど)を簡単にPalmデバイスに転送できるアプリケーション、HandStoryの日本語パックが公開されました。

日本語パックを導入したHandStoryのスクリーンショット

英語版をインストールしておいてから日本語パックをインストールします。これでメニューやダイアログの表記などが完全日本語化。デスクトップ側のアプリケーションも日本語化されます。すばらしい。

HandStoryは登場以来ずっと使っているお気に入りです。情報を持ち歩くという、Palmデバイス(というかPDA一般)のコンセプトが持つ便利さを体現したソフトといっても過言ではないでしょう。無人島にひとつだけ持っていくPalmwareを選べといわれたら僕はHandStoryを選びます。

……もうひとつ持っていっていいならあとXiinoも……。

2002-07-03

TX-Cでリストビューを使う」を改訂。サンプルで使っている関数名がとにかくわかりにくかったので、大幅に見直しました。それからリストビュー関係のAPI解説をいくつか追加。

このページのリストビュー関係の関数群は、別のマクロでもけっこう再利用しているのですが、われながら関数名のわかりづらさに辟易してたもので。

ページ末尾に改訂した内容を書いておくことにしたんですが、「更新履歴」って一般名詞でしたよね(笑)。

2002-06-25

XHTMLプラグイン(+ynp5)での「img要素挿入ダイアログにダイアログにaltとtilte属性の入力欄が必要か?」問題について(奈良県奈良市某所、2002年6月22日の独り言、およびFinal β Laboratory、2002/06/23(Sun) 更新履歴を参照のこと)。

altについては見米さんと同一見解(挿入後のカーソル位置がalt上なのでそこで書いてね)なんですよねー。本文から持ってくることも多いので、ダイアログ上よりWZの編集画面上の方が書きやすいです。

img要素にはalt属性をつけましょう、という話それじたいはもうラディカルでもなんでもなくなりましたけど、代替テキストという役割を考えると、イメージを選ばせた時点でそれに代わるテキストも同時に要求してくるというのは、教育的には(笑)いいんじゃないですかね。タグ出力時にalt属性の箇所にカーソルが来ているという仕様は渋くて素敵なんですが、なんというか、通好みすぎると感じなくもありません(笑)。ダイアログで入力しなくてもalt=""というコードは出力されるわけですから、エディタ側でのコピー&ペーストの妨げにはならないかな、とも思いますし。

……とかいってみるテスト(笑)。「もう少しほかの人の意見も聞いてみたいかなあ」なんて言われるのでつい反応してしまいました。個人的にも、付いてくれると、嬉しいかな、なんて。

2002-06-23

うーん、がんばってみるものです。

ソートする要素数が少ないときは挿入ソートに切り替えたり、クイックソート時並び替えの基準値を選り好み(いいかげんな言いかた)したりと改善してみたところ、ソート対象の要素の並び状態にかかわらずほぼ一定の速さで処理できるようになりました。全体的な処理速度もアップ。Cコンパイラに付属しているqsort関数のソースコードを読んだのがひじょうに参考になりました。やはりいざとなったら「ソースを使え」ってことでしょうか。

xhtml.txc
304 KB/9845行
xhtml.txc
(ソート済み)
html40.txt
773 KB/18914行
ログファイル
555 KB/11545行
再帰呼び出し版 541 ms 86905 ms 1141 ms 13729 ms
スタック実装+α版 470 ms 86234 ms 1001 ms 13510 ms
挿入ソート併用選り好み版 440 ms 430 ms 951 ms 161 ms
txSort関数版(参考) 270 ms 260 ms 791 ms 371 ms

それでもtxSort関数版と比べると所要時間の傾向が違ってますね……。一部でtxSort関数版を上回ってるし。またちゃんとソートできてないんじゃないかと疑いました(笑)。

いろいろと大ボケしていたところも修正。void*型のポインタでもらったからってそのままvoid*型変数で扱うことはないとか(char*として受け取ればバイト単位で操作できる)。無理やりlong型にキャストして数値として扱ってからvoid*型にまたキャスト、とかしてました。

ふだん使わない頭を使ったということで、勉強にはなりました(笑)。作った関数はそのうちどこかで使うでしょう。