昨年書いた wxPython を pip でインストールする話の続編。
当時は pip コマンドに wxPython 公式サイトの URL を指定してごちゃごちゃやっていたのだけど、ちょっと前に正式に PyPI に登録された。いまは、
pip install wxPython
でインストールできる。Windows もビルド済み wheel があるのでかんたん。
Masaaki Shibata blog
昨年書いた wxPython を pip でインストールする話の続編。
当時は pip コマンドに wxPython 公式サイトの URL を指定してごちゃごちゃやっていたのだけど、ちょっと前に正式に PyPI に登録された。いまは、
pip install wxPython
でインストールできる。Windows もビルド済み wheel があるのでかんたん。
Phoenix は wxPython をモダンにリファインしているプロジェクトである(同じ名前のソフトウェアプロジェクトたくさんあるけど)。wxPython 開発陣自身によって進められている。モダンとはなにかというと Python 3 対応とか pip 対応とかである。ずっと開発版で表には出てこないのだけど Dropbox などはたしかすでに使っていた気がする。
wxPython が Python 3 や pip に対応していないのはけっこう面倒で、できればはやく正式版になってもらいたい。ようやく試したのでメモ。
Phoenix はまだ PyPI には登録されていないので、プロジェクトのウェブサイトにホストされているスナップショットからダウンロードする。ウェブサイトが HTTPS 接続できないので pip にはそのためのオプション –trusted-host が必要。また、バージョンが開発版なので –pre も要る。
~/src/test % pip install --user --pre --trusted-host wxpython.org -f http://wxpython.org/Phoenix/snapshot-builds/ wxpython-phoenix Collecting wxpython-phoenix Downloading http://wxpython.org/Phoenix/snapshot-builds/wxPython_Phoenix-3.0.3.dev1839+4ecd949-cp27-none-macosx_10_6_intel.whl (29.5MB) 100% |████████████████████████████████| 29.5MB 1.4MB/s Installing collected packages: wxpython-phoenix Successfully installed wxpython-phoenix-3.0.3.dev1839+4ecd949 ~/src/test % pip list --user wxPython-Phoenix (3.0.3.dev1839+4ecd949)
wheel 版が用意されているので Windows でもビルドが要らないのがよい。
Visual Studio で MSI 形式のインストーラを作れなくなってしまったので、ひみつメモ帳の配布形式を考えないといけない。
インストーラー作成ツールでいいのないかなあ……。
Windows の名前解決は DNS がなければ NetBIOS だと思っていたら、Vista 以降では LLMNR という Bonjour みたいのが実装されていた。φ(・_・
こないだの話の続きというか、メモ。
環境変数 HTTPS に on がセットされるのでこれでわかる。SERVER_PORT は 80 のままなので注意。
なんだけど、これはなんかの仕様にあるのかさくら固有の話なのかがまだわからん。