Mountain Lion の「メール」では新規アカウントの追加時に POP / IMAP をマニュアルで選択できなくなった。アプリケーションがサーバで自分で問い合わせてその結果を使う。ところが、これで取得した結果を変更する方法がない。たとえば IMAP 対応してるのに POP と判定されると、あとから IMAP アカウントに設定を変えることはできない。

OS X もあるバージョンまではアカウント追加時に POP / IMAP は手動で選べたようだ。さすがアップルはやることが無茶だ。

では IMAP で使いたいのにどうしても POP にされてしまう場合はどうするか。いまわかっているかぎりでは、

「メールアドレスに存在しないアドレスを入れて続行する」

しかない。mshibata@example.com とか入れると「証明書が不正です」とか出て(というか example.com に証明書があんのかよ、というのがびっくりだけど、最近は IANA のサイトになってるのね)、同時にアカウント追加シートが旧来の POP / IMAP マニュアル選択式のものに切り替わる。あとは適宜情報を追加すればよし。

ご多分に漏れずなんでもかんでも Gmail でやってたのだけど、最近 old school なメール環境でまたやってみようかと思いだした。メール受信にブラウザを開かなくなって、ついふらっとニュース・サイトで時間を潰すみたいな誘惑がないのはいい。