Windows で GNU ツールを使う

ふだんやってる Tips みたいなことは、簡単なことでもどんどん書いておくことにする。

開発用には Windows でも make や tar や touch を使いたい。Makefile を書くなら mv や cp や rm もないと面倒くさい。そこで、Windows 用にビルドされた Gnu のツールを PATH の通ったフォルダに入れておくとよい。

から入手できる。ぜんぶをまとめたのもダウンロードできるけど、自分は CoreUtils, Make, Tar くらいしか入れてない(find とか sort は Windows 標準のと被るので)。ようするにベーシックな Makefile が動けばいいという感じ。凝ったことはせずコマンドプロンプト(cmd.exe)で make と叩くのに使うだけで、個別のコマンドを使うことはあまりない(touch や tar くらいか)。

最近気づいたのだけど、Patch は Windows 8.1 で使おうとすると UAC の警告に阻まれてふつうに使えない。OS 全体で UAC を無効にするのがいやなら、‘Using “patch” from the GnuWin32 project on Windows 7’ に書かれている方法で exe に manifest を埋め込むとよい。

これだけで自前のたいていの Makefile は Windows と OS X (Unix) とで共用できるようになるので重宝。Visual Studio の nmake は、Windows 専用の開発にならいいけど、Python とかのプロジェクトにはなんかしっくりこないからね。

ThinkPad X201s の Windows を 7 から 8 → 8.1 にした。

アップグレード直前にシステム・イメージのフルバックアップ取ったので、なにも考えずさらっと新規インストールしたりしちゃったのだが……。

Windows 7 のバックアップ・イメージを開こうとすると、Windows 8 では「復元オプション」が起動するのに対し、Windows 8.1 にするとたんなるフォルダとしてしか開けない。こんなとこも変わってたのか。

けっきょく会社の Win 8 マシンでサルベージしましたとさ。