2002-08-28

マクロはまだ公開できる感じではないので、PEG-SJ30も発表されたことだし、PDAの雑談でも。

「(胸)ポケットに入れてもかさばらない」なんていうのはPDAの携帯性を強調するときの常套句ですが、じっさいに(胸)ポケットに入れてみると、現行のPDAではたいていの機種はまだかなりずしっとくる感じがあると思います。重さだけでなく、現実には形やサイズも影響しますけど、ポケットに入れて気にならないというのは150gあたりが限度ではないでしょうか。ワイシャツの胸ポケットになると、150gでもきびしくて、100g――理想をいえばそれ以下――でないとポケットが不自然に下がってしまいます。スーツの胸ポケットならもうちょっと重くてもいけると思いますが。カタログのスペック読むときの参考にでもしてください。

200g以下のデバイスの世界では、10gの差が割合としてはかなり大きいものになってきます。

まあ、ワイシャツの胸ポケットがパスケースとタバコの箱と携帯電話(しかも折り畳み型)で膨れあがっているような人もちかごろは見かけますが。

いや、べつに(胸)ポケットに入れ(られ)なくてもバッグやポーチに入れればいいんですけど。本体にケースやカバーの類をつけてると大きさ的にもきびしくなります(ケースはそれはそれでPDAを使うときのひとつの楽しみですし)。ただ、かばんの中に入れていると、たとえば信号待ちでメモを取るといった、至福のハンドヘルド体験(笑)からは遠ざかってしまうんですよね……。

……やっぱり100gのカラーデバイスがあればいいなあ。ノートPCもPDAも、大きさはいまのままで重さは半分くらいになってくれるとうれしいんですが、それはさすがに無茶な話ですかね。