2005-06-19

ITmedia PCUPdate:私は如何にして“収納”するのを止めて“捨てる”技術を身につけたか。 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0506/14/news001.html

こうして私は、あふれるモノたちのデジタライズを始めた。

最初は音楽CDから。アップルコンピュータの「iTunes」を使い、ビットレート192Kbps以上の高音質モードで音楽CDをリッピング。クラシックやジャズはCDクオリティのまま変換できる可逆圧縮のアップル・ロスレス・エンコーダ方式を使用した。約40Gバイトのハードディスク容量と引き替えに、200枚以上あった音楽CDを捨てる自由を手に入れた。

……。

と、書くと著作権の話かと思われるかもしれないけど、そうじゃなくて、それとはまたべつの違和感が……(ちなみに、これはべつに違法じゃない)。個人的には、「音楽CDを捨てる」ってのはなかなかショッキングで……。書籍や音楽CDとかは作られる数が決まってる(そしてじつにあっけなく廃刊・廃盤になる)ので、自分にとっていらなくなったものでも塵に帰することはしないで、可能なかぎりなんらかの形でこの世に残しておくべきだというのが僕の考えなので。これは「もったいない」というのとはちょっと違うんですが……。